大腸がんのステージ(病期分類)
症状の進行度を表しているのが大腸がんのステージ(病期)です。0期から4期に分類されており、数字が小さいものが初期あり、数字が大きくなるほど進行したものになります。
それでは、それぞれのステージについて見ていきましょう。まず、0期は癌が粘膜にとどまるもので、1期は大腸壁にとどまっている状態、2期になると大腸壁は越えているものの、隣接臓器には及んでおらず、3期はリンパ節転移、4期では腹膜や肺、肝臓など他の臓器への遠隔転移が見られます。
大腸がんのステージは、治療法を選択する際にも参考にされますし、生存率のそれぞれに分けて算出されています。したがって、診断の際に正しく病期分類を行うことは、その後の治療にも関わってくる問題なのです。
それぞれのステージ別の標準的な治療法を見てみると、0期では内視鏡的治療や手術が行われ、1期から3期までは手術が中心となり、4期では転移を手術できる場合もありますが、多くは化学療法や放射線治療の適応となります。
なお、デュークス分類という方法も使われているのですが、内容はほとんど変わりません。デュークスAが1期に、デュークスBが2期に対応し、その後もデュークスCが3期、デュークスDが4期とほぼ同じ内容になっています。
大腸がんの生存率はステージによって大きく異なりますが、特に4期になると大きく下がります。3期なら5年生存率が70%ほどあるのに対し、4期では10%に低下します。症状が進行する前に発見することは、完治の見込みに大きく関わってくるのです。
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